せやまさん(せやま印工務店@奈良)にお願いすることにした、他社には無かった最大の理由

目次

今回は趣向を変えて

今回は、タイトルの通り、別の切り口で執筆します。

 乾太くんのデータを揃えるのに日数が足らなかった・・

下手をしたら、単なる日記に成り下がってしまいますが(笑)、共感していただけるところ、反面教師とすべきところなど、何かしら得られるものがあるように書きます。

何故他社がダメだったか、何故せやまさんにお願いすることになったのか、という点で。

「安心感」が決め手

長くなるので、結論から

紆余曲折あったものの、最終的には、見出しの通り、「安心感」が決め手だったと思います。

性能面の安心感もさることながら、欠陥住宅系のブログが溢れかえっている昨今、瑕疵の心配が無い、万が一あっても適切に対処していただけるであろう安心感、これは最重要でしょう。

今現在も含め、そういった類のブログを目にするたびに、当事者の方に対しては悪いなと思いつつも、「あぁ良かった・・」と思ったりするのも事実です。

無論、性能面がスカスカでは意味が無いですが、そこは担保された上での最適な間取り、これ以上、望むものはないと思いました。

他社さんは、その部分が欠けていた、というのが正直なところです。

以下、エピソード等を・・

ここから具体的な話を書いていきます。

私は2020年10月に「せやまさんといっしょ」(当時はその名称ではありませんでしたが)をお願いしたわけですが、そこに至るまでの経緯を簡単にご紹介します。

大体、以下のような構成です。

① 家を建てようと思った理由

② 実際にどう動き、どんな工務店・ハウスメーカーを回ったか(それぞれ1件ずつです)

③ せやまさんを知ったキッカケとお願いした流れ

当時住んでいた住宅環境

もともと、 2011年7月から、築年数が非常に古いメゾネット型の集合住宅の一部を購入し、住んでいました。

ただ、C値を測ったら一体どんな数値が出るんだ?!と今更ながらに思うレベルにガバガバな建て付けの窓、どれだけ電気代をかけても夏は暑く冬は寒い、かなり劣悪な住環境。冬は毎朝毎朝、結露で窓がベッショリ、結果凄まじいカビと、まぁそんな状況でした。

延床面積こそ、今とさほど変わらなったものの、部屋の間取りもそんなに暮らしやすいものではなく、子供部屋とか将来的にどうしようかな・・、そんなことを漠然と思っていました。

ただ、住んでいるとその問題点に気付きづらいというか(高性能住宅なるものを知らないため)、すでにローン支払い中だったこともあり、まぁここが終の棲家なのかな、と思っていたところはあります。

そんな状況からの脱出を考えたのは、割と些細なことがキッカケでした。

住み替えを考えたキッカケ

ローン額は大したことが無かったために、月々の支払いは大したことなかったですが、

・「駐車場代」、「管理費」、「修繕費」が、月々に合計30000円ぐらいとそれなりにかかっていることに、虚しさを感じていた

・ネット上の、「持ち家」に関する相談内容か何かをたまたま目にした(ネガティブな内容だったと思いますが)

・ポストに投函されていた、家の近所の建売住宅のチラシを見た

一番、大きなキッカケは、建売のチラシでした。

確かその建売住宅は、土地代込みで3000万円ぐらいでしたが、「あ、これぐらいで一軒家が買えるんだ」と思った記憶があります。諸費用に加え、修繕費の存在なども全然把握してないぐらい無知な状況でしたが(笑)、当時に居住費として出ていく金額と比べてもそれほど高くない計算で、意外といけるんじゃね?と思ったりしていました。

今となっては、建売なんてあり得ない、わざわざ大金を払ってまで買うものではないという認識ですが、当時はそんなことも分かるわけもなく…

そんな中、妻に突然、「2、3年以内に家を買うか、建てるかしようか」とポツリと告げたのが2020年8月ぐらいでした。

そこから動いたこと

とは言え、その建売りの間取りはイマイチだったために、他にも良い家はないのかなと、ネット上で色々と情報を調べ始めました。

大前提として、子供らがすでに幼稚園に通っており、コミニティが出来上がっていたこともあり、同じ校区で探す、という制約つきのものでした。ただ、その校区でとなると、建売りは上記のものしかヒットせず、土地がいくつかヒットするのみ。
だんだん、土地を購入しての注文住宅、という思考に傾いていきました。

とは言え、ネット上に出ている土地は、立地とサイズ、そして価格がフィットせず、実際にネット上に出回っている土地が全てなのか、どれぐらいのペースで新しい土地が売りに出るのか、などなど、分からないことだらけだったため、当時住んでいた住宅を購入した不動産会社に話を聞くことにしました。2020年9月頭でした。

・このあたりの土地の流動性は低いこと

・今現在、売りに出ている土地は、なんだかんだで理由があって売れ残っていること

・価格がある程度下がれば、すぐ売れるであろうこと

などの情報を聞くことができましたが、すでにある程度吟味した土地の紹介のみで、特に掘り出し物は見つからず(←当たり前)。

1時間程度で帰宅し、数日後に自宅に、もう少し詰めませんか?という電話がかかってくるものの、妻がまだ具体的には考えられませんといった返事をし、その不動産会社さんとはそれっきりとなりました。


情報収集段階であることが伝わったためか、そこから改めての連絡は無かったので、お互いにとって良かったのかなと思います。

最初に訪ねた工務店

本当にただ話を聞くだけだった前回とは違い、ここから実際に動き出します。2020年9月中旬。

この工務店の要点は以下の通り。

・地元密着型の工務店。

・立地が魅力的な土地だったものの、建築条件付きの土地だったため、そこに連絡をした。

・樹脂アルミサッシ、断熱等級4:最高等級(← )など、性能は今思えば低かったものの、話を聞きに行った1件目であり、モデルハウスの広々とした造りに憧れたところはある。

 ← モデルハウスはモノが少なく、当然キレイなため、快適に感じるのは当たり前。その工務店だからこそ、という魅力は、冷静に考えれば全く無かった

・一時的にダブルローンになる可能性がある中、理論上それができるものかどうかと聞いたところ、「実際にお客様で過去にいましたが・・、年収1500万円とかの国家公務員の方とかなら、いけるかもしれませんが。(→あなたには無理なので、今の持ち家は、当社で買い取らせてください)」と、よく分からない例えで煙に巻かれた

 ← 具体的な説明でも何でもない件。そもそも、おたくの会社に、そんな高給取りのお客さんが来てるわけないやろ(笑)と、心の中でものすごくツッコミを入れました

もっと勉強をしてから問い合わせるべきだった。

 ← 営業トークに流され、問題点が見えてこず、決定してしまいがち。

・下記の2件目と並行して進めており、そちらの方が良いと感じ始めていたため、どのみちお断りするつもりになっていた。

次に訪ねたハウスメーカー

2021年9月中旬、まだ1件目の工務店と1回打ち合わせをした段階で、並行して2件目を訪ねることに。

・住宅展示場にモデルハウスのある、中堅どころのハウスメーカー。

・住宅性能は、「ダクト給気」、「C値測定で10万円」のあたりを除き、せやま基準を満たしているように見えた(外壁や屋根材の細かいところまでは分からなかった)。

・営業さんは、誠実そうで、知識も詳しめ。

という点で、1件目の工務店と比べて良いと感じるところが多かったため、9割方こちらにお願いするところでいました。(たった2件の比較で決めようとするのは、今から思うと安直すぎる・・)

一旦の手付金のようなもの1万円をお支払いし、当時住んだいた家を売却することも考え、査定の手配などもお願いする。

そのハウスメーカーを、次の打ち合わせまでの間に色々とネットで調べ、屋根材がせやま基準でいるところの「不足」なことに気付くなど、気になるところは確かにありました(すでに、せやまさんに毒されている笑)。ただ、オプションで何とかなるかなと考えたりで、「ここ」と決めた(つもりの)ところに関しては、悪いところには目を瞑って良いところだけに注目しがちですよね・・。

とは言え、そこまでのストッパーにはならなったのですが、決定的なことが起きます。・・いや、むしろ、起こっていないのか・・

 担当の営業さんからのLINE返信が無くなりました

当初は、1日後に返信があったりもしましたが(それでも遅い)、割と重要なことを聞いているのに、既読がつつくのが翌日、既読がついてから返信までに2日とか。「休みの日だったのかな」とか、「他の商談続きだったのかな」など、最初のうちは良いように捉えようとしていましたが、だんだん、既読がつくのに返信がしばらく無いのはさすがにおかしいだろと思い始めました。途中から、数日間放置されたり。プライベートでなくビジネスで既読スルーとかあり得ない。遅れるにせよ、「すみません。確認して明日中に回答します」ぐらいはして欲しいですよね。。。

ただ、これ、「割とあるある」ということを後から知りました。(うちの場合はまだ本契約では無かったものの、)契約が取れたら塩対応になるとか何とか。まぁそういうことが起こりうると知っていたからといって、容認できるわけでは決してないですが。

何にせよ、もしお願いすることになった場合、数か月間に渡り同様のストレスに苛まれるとしか思えなくなったために、丁重にお断りをする流れとなりました。

本契約段階では無かったのでまだ助かった方ですが、これ、本契約を終えた直後からの豹変では悲劇ですよね・・?

せやまさんのオンラインセミナーに妻が単身参加

ここから、せやまさん登場です!

時系列が前後しますが、せやまさんを認識したのは妻が先で、2020年7月頃でした。当時住んでいた家の中で収納をやり繰りするべく、YouTube動画を色々見ていた際に、関連動画でたまたま出てきたそうです。 今となっては数万回再生の動画も、当時の再生回数はどれもこれも3桁回再生でした(笑)。

当時まだ我が家では、「家づくり」という話題は全く挙がっていなかったものの、窓とか断熱とか、そういう動画を妻は興味本位で見始めていたようです。

そんな中、上述の通り、8月ごろに 「2、3年以内に家を買うか、建てるかしようか」 と私が突然言い始め、上記の流れで進み始めました。

実際に妻から、「ちょうどいい塩梅」のコンセプトを聞き、「なるほど」と思ったのは、割と進んでからだったと思います。ただ当時の私は、「2件目に訪ねたハウスメーカー」に気が傾いていたこともあり

・ 「ちょうどいい塩梅」が合理的なのは分かるが、だとしても、価格が少々高く感じる

・YouTubeの動画、早口すぎ(苦笑)

大体こんな感じでした。

その裏で、妻が、せやまさんの家づくりオンラインセミナーに申し込むことに。実際にどこに頼むことになるかはさておき、勉強して損は無いですからね。私も参加したかったのですが、仕事だったため、妻だけの参加となりました。

そこで色々お話を伺い、でも、上記のハウスメーカーにお願いする気だったから、そこの問題点を聞き、という感じで進行したようです。

その後、多大なるストレスとともに、例の営業さん問題が発覚し、せやまさんに正式にお願いしようかな、と考えることに。幸い、オンラインセミナーに参加したこともあり、せやまさんに連絡を取る手段がありました。

せやまさんに直接連絡を取る

お願いするつもりではいたものの、さすがに私はまだ話したことも無い段階だったため、漠然とした疑問を投げかけることに。私が確認したかったことは以下の通り。

・せやま基準を満たしていたら、どこの工務店で建てても、同じ性能の家が建てられるのか

・上は恐らくYESであるが、その場合、「せやま印工務店@奈良」(←当時はそんな呼び方ではなかったです)の独自色などはどうなってくるのか。

それに対するせやまさんの返信は、まとめると

・せやま基準を満たしていても、間取りを書く人や職人さんがおかしいと、おかしな家になる可能性はある

・その点、間取りは自分(せやまさん)が書き、「せやま印工務店@奈良」の職人さんは厳選しているため信頼できる

といった内容でした。

営業さんが信頼できる、できないについては、先の工務店との経験で大事なことは分かっていましたが・・営業さん以上に、職人さんの腕は超重要ですよね。実際、腕によりC値が大きく変わってきますし。ただ、職人さんの良し悪しなんて普通分かるはずもないのが実情だと思うので、ここまで言い切ってもらえれば、大船に乗った気持ちで居られます

今から思うと、冒頭にも書きましたが、「安心感」が半端なかったわけです。ここまで豪語するからには、もし何か問題点があってもちゃんと何とかしてくれるんだろうな、という思いもありました(笑)。

なお、「せやま印工務店」は、「性能」「標準仕様」「価格」を最初からクリアしているものの、「人」の部分はまだこれからのようです(最初の3つだけで十分過ぎますが)。あくまでも、「せやまさんといっしょ」ゆえの「人」ということですので、ご注意ください。

ただ、個人的には、「せやま印工務店」の認定を受けた営業さんなら、職人さんとの繋がりも大事にするでしょうし、「職人さんの名前も知らない」ような状況ではないため、平均以上の安心感は担保されていると感じます。

最後に

せやまさんと連絡を取った後は、ZOOMでの打ち合わせ、せやまさん監修のお家訪問・・と、どんどん進んでいくことになりました。

まぁただ、その後、土地探しやローンのことで色々あったりするのですが、そのあたりはまた別の機会に書こうと思います。

以上、工務店・ハウスメーカー選びの参考になりましたら幸いです。

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